• 2024年 物語をめぐりながら「ケア」と「私」について考える

    近年、私たちを取り巻く環境はますます厳しさを増しています。こどもも大人も毎日をなんとか過ごすことに精一杯で、時間的にも体力的にも余裕が持てないことも多いのではないでしょうか。もしかしたら、なかなか他の人とゆっくり話す機会を持てず、いつの間にか自分の考えに囚われてしまっていることもあるかもしれません。もし、いつもとはちょっと違う世界に触れ、肩の力を抜き、視野を広げてみる時間が持てたなら、心や思考、人との関係を柔らかくするきっかけになるかもしれません。

    <物語をめぐりながら「ケア」と「私」について考える連続ワークショップ+対話の場>では、講師やゲスト、参加者の皆さんと一緒に、物語や詩をめぐり、さまざまな方法を用いながら話したり考えたりする時間を持ちたいと思っています。

    ◉◉連続ワークショップ◉◉
    物語や詩を介しながら、演劇の手法等を用い、「ケア」と「私」をとらえなおす機会を一緒につくっていきます。さまざまなかたちで物語や詩に触れることは、私たちに、いつもとは違う角度から物事や自分自身をみることをうながします。
    ゲスト:花崎攝(シアター・プラクティショナー、野口体操講師)

    ◉◉対話の場◉◉
    暮らしの中で培われたさまざまなケアのかたち、否応なしに生み出された方法、システムや制度ではない私の中のケアについて、話したり、考えたりする場を参加者の皆さんと一緒につくっていきます。ゲストのお話や映
    像、物語などを入り口にゆっくりと話したり、考えたり、試みてみます。

    船崎 葉子(ことぶき手紙プロジェクト実行委員)
    山崎 佳代子 (1956年生。詩人、翻訳家。元ベオグラード大学文学部教授(日本学))
    リーナ(STAND Still 代表)
    新澤克憲(NPO法人やっとこ理事長)
    イリナ・グリゴレ (文化人類学者)

  • 2023年 演劇を通してケアを考える

    2023年度 ゆずりはイメージ

    子どもたちを取り巻く環境は日々きびしさを増しています。その子どもたちに関わる大人(施設職員や関係機関の職員、保護者、里親などのみなさん)も共にいるなかでさまざまな困難に直面しています。参加者のみなさんと一緒に、みなさんの「モヤモヤ」に寄り添いつつ、物語を読んだり、フォーラム・シアターを体験したり、演劇の形にすることを通し、自身を含む「ケア」について考えめぐらす時間を設けました。

    ゲスト:花崎攝(シアター・プラクティショナー、野口体操講師)、松村拓海(ミュージシャン)

  • 2022年 ゆずりはをたずねてみる

    2022年度 ゆずりはイメージ

    社会福祉法人二葉むさしが丘学園のグループホームのスタッフの方々、社会福祉法人子どもの家、サレジオ学園など多摩地域の複数の児童養護施設のスタッフの皆さんと共に、物語や音楽、身体を使ったエクササイズ、お茶の時間の語らい。

    ゲスト:花崎攝(シアター・プラクティショナー、野口体操講師)、松村拓海(ミュージシャン)、はらだまほ(振付家、パフォーマー)

  • 2021年 ゆずりはをたずねてみる

    2021年度 ゆずりはイメージ

    社会福祉法人二葉むさしが丘学園のグループホームのスタッフの方々と共に、音楽やダンス、心と身体をほぐすための小さなエクササイズを行いました。

    ゲスト:花崎攝(シアター・プラクティショナー、野口体操講師)、松村拓海(ミュージシャン)、はらだまほ(振付家、パフォーマー)