ワークショップの段取りと記録

《11月5日》
◉工程
1、導入、きこりの岩田雄介氏による根についての話。
2、班に分かれ、各班で一つの根を選ぶ。
3、設置したい場所(校庭、中庭)に根を設置する。
4、根の気持ちを考えながら、その他用意された素材や道具を使い、創作を開始。
5、ブルーシートで養生を行う。水の入ったペットボトルでブルーシートを抑える。

◉記録
 1回目の授業では、きこりの岩田雄介氏に、木の根が元々どこにあって、どのようにして運ばれてきたのか、子どもたちの前で話していただいた。子どもたちにはそういった背景も考えながら根と触れ合ってほしいと投げかけた。その後、5班(各班に5〜7人)に分かれ、それぞれの班で気になる根を選び、設置したいと考える場所まで運んだ。あまり動かさず、すぐ設置に取り掛かる班もいれば、校庭の端や、校庭の横にある小山の上まで四苦八苦しながら運んでいく班もいた。どの向きで根を設置するのか、根を使って何をするのか、話合いながら、他に用意された材を根の周りに集め、思い思いに結びつけたり、置いてみたりした。授業終わりに他学年が誤って触れてしまわないよう、ブルーシートで養生を行なった。

《11月12日》
◉工程
1、作品のタイトルを考えるよう伝える。
2、班に分かれ、創作を開始。
3、ブルーシートで養生を行う。水の入ったペットボトルでブルーシートを抑える。

◉記録
 2回目の授業は、1回目の創作の続きを行なった。また、この作品のタイトルを考えるよう、授業の初めに投げかけた。2回目になって新たな場所に移動する班や、前回作った形が気に入らず、ゼロに戻して再考する班など様々な動きが見られた。タイトルを考える過程で根について、その使われ方について、思考する姿もみられた。授業の最後に考えたタイトルを紙に書いた。授業終わりに他学年が誤って触れてしまわないよう、ブルーシートで養生を行なった。

《11月19日》
◉工程
1、班に分かれ、創作のまとめに入る。
2、作品のタイトルを作品のどこかに提示する。
3、展示中に倒れたりしないよう、大人も含めて念入りに確認を行う。

◉記録
 3回目の授業では、前の授業で考えたタイトルをつけることも内容の一つであった。タイトルを表現する際も、素材や表現方法、置き方にこだわるチームも多かった。
 根の特性を活かした活動から自分達のアイデアに寄せてくる様子も多く見られ、ただの大きな「根」から自分達のアイデアを表現するものとして変化していく様子が見られた。
 こののち、3週間近い展示期間となるため、安全性については子供たちにも留意を促し、また、終了後には参加した大人も点検整備をおこなった。
 無事に、保護者の観覧及び展示期間を終えることができた。

《12月10日》
◉工程
1、使用した材料の片付けを行う。

◉記録
 4回目の授業は、これまでは、大掛かりな授業をおこなった際は関わった大人が撤収することが多かったが、今回は作品を解体し、パーツごとに分けて使えるものを束ね、収蔵する、終了した場所や使った材料を綺麗にして戻す、というところまでを一つのプロジェクトとした。大物の材木などは、制作をしたグループを超えてクラスメイトと力を合わせる様子も多く見られた。作るだけでなく、撤収することも視野に入れて授業を作ることはとても重要であった。